世間で再び話題になっている「イクメン」という言葉。なんと二人に一人の女性から嫌われているという事実をご存知でしょうか?
マイナビウーマン 2015年11月10日調査)
男性が育児をするのは当たり前になってきている?
「え、どうして嫌われているの?!」とびっくりする方も多いかもしれません。「嫌い」と答えた方の意見をみてみると…「男性が育児をするのが 特別 に聞こえて不快。」とのこと。
なるほど、男性の育児参加が当たり前と思っている方が多いようです。でも、実際に「男性の育児参加は本当に当たり前になっているの?」これを確かめるために、ベビ★マ スタッフは子育て真っ最中のパパ3人を取材してきました!
三人パパが語る!子育ての実情とは?
- Yさん:30歳 2児の父 金融系営業職
- Kさん:35歳 1児の父 エンジニア
- Iさん:33歳 1児の父 製造業
まず、みなさんはどのくらい育児に参加していますか?
I:私は、お風呂に一緒に入ったり、寝かしつけをしてます。
K:僕は寝かしつけと週に2回ほど幼稚園の送り迎えをやってますね。
Y:仕事の終わりが遅いので、あまり参加できてないです。ただ、育児とは違うかもしれませんが、共働きの妻と家事を分担しています。
「みなさんイクメンですね。」と言いたいところですが、今「イクメン」という言葉を嫌う方も多いようです。みなさんはこれに対してどう思われますか?
Y:え、そうなんですか?!
I:厳しいですね〜(笑)でも確かに。私は育児が当たり前だと思っているせいか、「イクメン」ってすごく違和感があるんですよ。
K: 僕もそれは思います。当たり前の人にとっては過剰な賛美に聞こえてしまうのかもしれないですね。
Y:そうですか?参加できていない身なので、褒め言葉に聞こえますよ。
K: 僕はYさんが参加できてないと思わないですよ。こどもに直接関われなくても、妻を理解して、支えるのも育児だと思います。
Y : 本当ですか?ありがとうございます。イクメンってこどもに直接関わっていないといけないイメージなので、
そう言ってもらえると自分ができることから協力しようって思えます!
素敵ですね、みなさんの話を聞いていると「イクメン」という言葉がそもそもいらないかなと思ってしまいますね!
Y :「イクメン」って言葉があるから意識して育児に参加しなきゃって思えるので、あってもいいと思います!
I: そうですね、私も周りを見ていても、まだ必要な言葉だと思いますよ。
…と言いますと、みなさんのような方ばかりではないということでしょうか?
K:そうですね、やっぱり古い概念が残っている人もいますよ。幼稚園の送迎をしていると「あの人仕事何してるの?」なんてヒソヒソ声が聞こえたり、
友人に「こどもを見る暇があったら仕事しろ」なんて冗談で言われたりして、そのときは少しショックでしたねー。
I:ひどいなー(笑)。まぁ、それは事実として受け止めて、
自分たちの世代から新しい考えがどんどん広がってくれると嬉しいと思います。
「イクメン」について、みなさんはどう思いますか?
いかがでしょうか?女性が家事・育児で男性は外で仕事という固定概念を持った父がいるわたしにとって、みなさんの考えがとても新鮮でした。Iさんが言ったように、この新しい考えを広げていきたいですね!
ここに書いた意見の他にも、もっともっと多様な意見があると思います。
自分はこう思うという方がいたら、ぜひコメントをお願いします。
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